










Brand : CASSINA
Product : Capital complex office chair
Designer : PIERRE JEANNERET
Size : W450 x D570 x H810
(オーク材:ブラック染色塗装)
国内販売価格:385,000円
《展示品特価、現品限り》
この椅子はPierre JeanneretがLe Corbusierと共に手掛けたインドのチャンディーガル都市計画の為に、チークやラタンといったインドで入手しやすい素材を使い、インドの伝統的な手工芸技術を用いて現地の多くの人が製作できるようにデザインされた。
Pierre JeanneretはLe Corbusierの従兄弟で、スイスのジュネーブで建築を学び、コンクリートの父と呼ばれるAuguste Perretとその兄弟が経営する建設会社に勤めた後、1922年にLe Corbusierと共に事務所を設立。
専門的な知識を持ったPierre Jeanneretは技術面でLe Corbusierを支え、チャンディーガル都市開発では1951年から1965年、闘病の為にインドを離れるまでの14年間滞在。1967年に亡くなると遺族によってインドの都市開発で作られた人造湖スクナ湖に散骨された。インドの地に散骨された事からもわかるように、Pierre Jeanneret自身、14年間滞在したインドの地を愛していたのだろう。
このチャンディーガル都市開発はLe Corbusierが構想した数多くの都市開発の中で唯一実現したもので、チャンディーガルの行政地区の中心部は2016年にThe Architectural Work of Le Corbusier(ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-)として世界遺産リストに登録されたフランスを中心とする7カ国に残るLe Corbusierの建築群の1つに含まれている。
Pierre Jeanneretが携わった、このインドのチャンディーガル都市計画の為にデザインされたオリジナルの家具達は老朽化し、廃棄されるようになっていたが、それを知ったパリの有名なギャラリーが研究と収集を始め、Pierre Jeanneretの椅子の価値や魅力が広まった事で現在では再評価され、世界の名だたる美術館にコレクションされ、時にオークションで数千万円という値がつくアイテムとなり、インド政府も保存活動を推進している。
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